【城陽市】幕末から明治へ―色鮮やかな錦絵が語る時代のうつろい「秋季特別展」開催!
現在、城陽市歴史民俗資料館(五里ごり館)では、令和7年秋季特別展「幕末・明治の錦絵―旅籠松屋所蔵資料から―」が開催されています。
会期は、10月25日(土)から12月14日(日)までです。

城陽市は、奈良と京都のちょうど中間に位置し、古くから人やもの、情報が行き交う交通の要衝でした。中世には山城国一揆の舞台、近世には長池に宿場町が置かれ、活気にあふれていた場所です。

今回の展示では、そんな長池宿の旧旅籠「松屋」に残された錦絵を紹介。
幕末から明治にかけての時代を生きた人々が、どのように文化や芸術を楽しみ、世の中の移り変わりを感じていたのかを垣間見ることができます。
錦絵とは浮世絵の一種で、鮮やかな色彩が特徴の版画。展示されている絵は撮影OKですが、SNSへの公開はNGということで、この記事でも残念ながら掲載はいたしません。ぜひ現地でご覧ください!

展示されるのは、豊原国周「江戸八景の内 不忍の暮雪」や歌川国明「江戸紫花のうつしえ」など、名だたる浮世絵師たちの作品。役者絵、武者絵、戦争絵、新聞錦絵など、激動の時代を映し出す多彩なテーマの作品が並びます。

また、会場中央ではプロジェクターによる映像展示も行われ、東京国立博物館制作の「浮世絵ができるまで ~摺りの工程~」を上映。繊細な職人技にも触れられる貴重な機会です。
さらに、11月3日(関西文化の日)と最終日12月14日(日)は観覧無料!
芸術の秋、歴史の香り漂う錦絵の世界をゆっくりと楽しんでみませんか?

開催情報
会期:令和7年10月25日(土)~12月14日(日)
※休館日:10月27日、11月4・5・10・17・25・26日、12月1・8日
会場:城陽市歴史民俗資料館(五里ごり館)特別展示室
〒610-0121 京都府城陽市寺田今堀1番地(文化パルク城陽西館4階)
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
観覧料金:大人200円・小中学生100円
※ただし城陽市在住の小・中学生・65歳以上の方・身体障害者手帳などをお持ちの方は無料で観覧いただけます
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