2021年11月23日に開催される「One Linkフェスタ2021」の記者発表が、宇治市役所7階の記者発表室にて行なわれました。

「One Linkフェスタ」は、宇治青年会議所主催の市民参加型イベントです。ネット社会といわれる昨今、人と人とがつながれる場や地域コミュニティを提供したいと、2018年にスタート。2020年はコロナ禍ということで開催を断念されましたが、2021年は「コロナ禍でもできること」を示す意味もこめて、開催を決断したそうです。

今年で3度目の開催となりますが、毎回テーマは異なります。2021年は「防災もやっちゃうよ！」ということで、宇治市に住む小学生とその保護者を対象として、10の防災プログラムを用意。昨今の自然災害に対して、若い世代にも防災意識を高めてもらうためのユニークな企画となっています。

1.119！電話模擬訓練

2.消化器訓練

3.非常用持ち出し袋運用ゲーム

4.マスク作り

5.毛布で担架タイムトライアル

6.ジャッキアップゲーム

7.小さな力で大きなものを動かそう！

8.AED除細動器訓練

9.新聞紙で紙皿づくり

10.ハザードマップ自分の住まいを知ろう・水土嚢展示

上記10のプログラムの中から、お子さんは6つを選んで参加。スタンプラリー形式なので、遊び感覚で楽しく防災意識を高めることができそうです。

また、コロナ禍ということで、今回は入場時に記入してもらう「問診票」も準備。国や宇治市の「コロナ感染症対策ガイドライン」に基づき、運営しています。

そのほかに、宇治で人気の飲食店の模擬店の出店や、京都文教大学CanVaseによるお楽しみブースもあります。

もうひとつ、SDGsにもつながるすばらしい取り組みが企画されていました。それが「防災を体験しておもちゃをもらおう」というもの。

スタンプラリー参加時は、「使わなくなったおもちゃ（壊れていないもの）」を持参してもらいます。遊ばなくなったおもちゃでも、別の人にとっては魅力的なおもちゃになるかもしれません。事前に回収したおもちゃをスタッフが消毒し、その中から自分が気に入った「新しいおもちゃ」を持って帰ることができるのです。

ものを簡単に捨てない、リユースの精神も養えそうな、すてきな企画ですね。

One Linkフェスタ2021は、11月23日（火・祝）、11時～15時まで西宇治公園グラウンドで開催されます。ぜひ、小学生のお子さんと一緒にご参加ください！

▼『One Linkフェスタ2021』が開催される西宇治公園グラウンドはこちらです

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