【宇治市】花を育て、心を育てる。親子で楽しむ農業体験「クリスマススワッグづくり」が開催されました
2025年12月20日(土)、宇治あぐりPR委員会による農業体験イベント「クリスマススワッグづくり」が開催されました。
※企画・運営 NPO法人まちづくりねっと・うじ

会場となったのは、京都やましろ農業協同組合 中宇治支店。
宇治市在住の親子が集まり、会場は終始あたたかな雰囲気に包まれていました。
この取り組みの発起人は、宇治市農林茶業課の吉田さん。

宇治市農林茶業課の吉田さん
食用ではない花や観葉植物は、日常生活の必需品ではないかもしれません。しかし、冠婚葬祭をはじめとした日本の文化や風習の中で、花は長く人の暮らしに寄り添い、「心豊かな生活」を支えてきました。近年では、趣味としてガーデニングを楽しむ人も増えています。生活様式が大きく変化する今だからこそ、「花を愛でる」「育てる」ことを、もっと身近に感じてほしい。そして、消費者と生産者が直接つながる場をつくりたい。
そんな想いから、今回の花き生産者による体験事業が企画されました。

左から、吉田さん、今村正喜さん、今村孝次さん、中西さん、日野さん(NPO法人まちづくりねっと・うじ)
イベントでは、
京都やましろ農業協同組合 中宇治支店 支店長の中西さん、宇治市花き生産組合 組合長の今村孝次さんからのお話や、クイズを通して、花や農業について楽しく学ぶ時間が設けられました。

その後、今村園芸の今村正喜さんによるレクチャーを受け、いよいよクリスマススワッグづくりがスタート。

コットンフラワー「都っとん」、まつぼっくり、リボン、クリスマス飾りなど、用意された花材を前に、参加者のみなさんは思い思いの配置を考えながら制作。

親子で相談し合いながら作る姿や、用意された花材をすべて使って迫力のある大きなスワッグを完成させる方もおられ、それぞれに個性あふれる作品が仕上がっていました。

花に触れ、生産者の声を聞き、手を動かしてつくる体験。
農業を「知る」だけでなく、「感じる」時間となった一日でした。
クリスマスを前に、心まであたたかくなる素敵な農業体験イベントとなりました。

完成したスワッグを手に、笑顔で見せ合ったり、写真を撮ったりする様子も印象的でした。
参加されたみなさんは、「楽しかった」「家に飾るのが楽しみ」「生産者さんからのお話をきいて農業に関心をもてた」と話され、大満足の表情で会場を後にされていました。
※撮影のご協力ありがとうございました

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