【宇治市】西小倉中で全校参加の壁画アート!地域と学校がともに子どもたちを育むCSの取り組み

現在、小中一貫校「宇治西小倉学園」の建設が進む中、西小倉中学校の生徒たちが少しでも楽しく過ごせるよう、特別なアートプロジェクトが行われています。

この取り組みは、宇治市が推進するCS(コミュニティスクール)の一環。学校と地域が協力し、子どもたちの成長を支える活動として注目されています。

今回も、CSコーディネーター(地域学校協働活動推進員)の日野真代さんらが中心となり、進めておられます。

令和8年(2026年)4月の開校を目指す、宇治西小倉学園(西小倉地域小中一貫校)。現在、西小倉中学校ではグラウ …

 

工事中の校舎には、横8メートル・高さ3メートルの「万能鋼板アート(壁画アート)」が登場。前回は有志による制作でしたが、今回は全校生徒と先生全員が参加。さらに、地域の卒業生や市民も加わり、手形を押したり色を塗ったりしてアートを仕上げました。

デザインを手掛けたのは、宇治市在住のデザイナー・熊澤真理菜さん。テーマは「うず(渦)うねり」。世界は大きな渦であり、一人ひとりの存在や行動もまた、その流れの一部であることを表現しています。美術部の生徒たちのアイデアも取り入れ、完成したアートは、中学生へのメッセージとしても力強いものになりました。

みなさんはこれから、社会という大きな海に出ていきます。 そこで楽しいことも、つらいことも、いろいろあるでしょう。 でも、「何にでもなれる」というワクワクする気持ちは、ずっとあなたの中で生き続けます。 あなたは良い・悪いで決まる存在ではなく、ただ“ここにいる”だけで大切な存在です。 あなたの行動や考え、輝きが、この世界の流れの一部となって、少しずつ世界を作っていきます。 だから、自分を信じて、今できることを楽しんで進んでください。

取材した日は、「私も参加したい」と手をあげてくださった地域の方々が次々に集まり、賑やかにアート作成に励みました。

さらに、寄せ書きも作成。西小倉中学校の生徒さんへ向けた、地域のみなさんからの温かいメッセージが集まりましたよ。

宇治市では、こうした学校と地域が一体となった取り組みを通して、子どもたちの豊かな学びと成長を支えています。西小倉中学校の壁画アートは、その象徴ともいえる存在です。

※撮影のご協力ありがとうございました

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