【宇治市】優しさと笑顔があふれる場所。北部コミュニティセンターで開催された「にじいろマルシェ」レポート

2025年11月8日(土)、宇治市北部コミュニティセンターにて「にじいろマルシェ」が開催され、大盛況となりました。


このマルシェは、障がいをもつ方やその保護者が気軽に楽しめる場をつくりたいという想いから始まったイベントです。

会場では音楽ライブやゲームコーナー、フードコーナーなどが並び、参加者も大はしゃぎ。あたたかな空気に包まれた一日となりました。

主催者 井上香月子(かずこ)さんの想い

子どもたちは、このマルシェを毎回楽しみにしてくれているとの声をいただいています。
以前は落ち着いて過ごせなかったお子さんが、今回は座って塗り絵をしたり、歌を歌ったりして過ごしていると施設の職員さんから聞き、うれしく思っています。

井上香月子さんがこのイベントを立ち上げたきっかけは、21年前の医療事故で重度身体障害を負い、24年間寝たきりで生活を送っている女の子の存在でした。
その話を、知り合いの職員さんから聞いたことが、行動の原点になったといいます。

ピンクのTシャツの方が、主催者の井上香月子さんです

井上さんご自身、さまざまな経験をしてこられたからこその、現在の活動。子育て、介護、障がいなど、なんでも相談できる「ちいさなお話会」も予定されています。

「障害児や医療ケア児の“親亡き後”の問題は、当事者同士が手を取り合って制度や支援を作っていくことが大切。これからも、命の続く限りにじいろマルシェを続けていきます」。

という力強い言葉を、最後にいただきました。

次回開催も決定!

「にじいろマルシェ」は、次回2026年5月に開催予定とのこと。優しさと希望が詰まったこのマルシェ、今後の展開にも注目です。

※撮影のご協力ありがとうございました

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