【宇治市】戦後80年―語り継ぐ戦時中の暮らし 歴史資料館で特別展開催中

2025年は、戦後80年の節目の年。宇治市歴史資料館では、「戦後80年 戦争遺品展 戦時中のくらし」を8月31日(日)まで開催しています。

入館してすぐの場所では、「宇治市戦争体験アーカイブ動画」の第1回から第9回までを上映中。

戦争を体験された方々が少なくなっていくなか、当時の体験や想いを直接語られる貴重な映像となっています。

たとえば、当時の学校生活について語った方のお話によると、

音楽の授業では、教科書は使わず軍歌を歌わされていたこと
朝の会では、戦況を伝える新聞記事について発表させられていたこと
など、今では考えられないような授業が行われていたそうです。

展示コーナーでは、陸軍将校の軍服や出征祝いののぼり、日の丸の寄せ書きなど、まるで戦時中を描いたドラマの中でしか見たことがないような品々が並びます。

そのほかにも、当時の日本のポスターや雑誌が展示されており、子ども向けの雑誌も婦人誌も、戦争の影響を大きく受けていたことが、ありありと伝わってきます。

胸が締めつけられるような展示品の数々は無料で観覧可能ですが、館内での撮影は禁止となっています。

平和の尊さと大切さを改めて感じられる機会として、ぜひ一度「戦争遺品展」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

▼「宇治市歴史資料館」はこちら

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