【城陽市】障がい者や家族のためのマルシェで支援の輪を広げたい…その日限りのイベントではなく家族の未来のために

2025年6月14日(土)、第3回にじいろマルシェが城陽市立北部コミュニティセンターにて開催されました。

障がいをもつ方も気軽に楽しめるマルシェということで、ゲームコーナーやお買物体験コーナー、

福祉ネイルやハンドマッサージ、

さらには音楽ステージやドラムサークルなど、参加者もボランティアメンバーも、その場にいるみんなで楽しめる、そんなマルシェです。

このイベントを開いているのは、障がいをもつお子さんをおもちの井上香月子さん。周囲への気兼ねなどから、お子さんを連れて出かけることを躊躇してしまうという保護者さんの声を聞き、誰もが楽しめるイベントを企画されました。

しかし、想いはそれだけではありません。

ご自身が60代になり、「おそらく子どもよりも先に自分がいなくなってしまうだろう。そのときに娘はどうなってしまうのか」という悩みがより大きくなってきたそう。

そこで障がいをもった人が親が亡くなった後も安心して暮らしていける、そんな仕組みを作りたいと考えられたのです。そして、多方面に働きかけ「残されたお子さんの、お金や手続きの問題をどうするか」を相談できる場を、にじいろマルシェで設けるという取り組みもスタートされました。

ご自身のお子さんの代では実現はかなわないかもしれない…でも、その第一歩を今踏み出すことで、これからの世代が安心できる世の中に変えられるかもしれない。そんな想いで、今後も「にじいろマルシェ」を継続していきたいとおっしゃいます。

続けていくためには、より多くの方に知っていただき、支援を継続させることが重要です。井上さんの想いに賛同される方が増えていくよう、号外NETでも「にじいろマルシェ」のレポートを続けていきたいと思います。

※撮影と取材のご協力ありがとうございました

▼にじいろマルシェが開催された「城陽市立北部コミュニティセンター」はこちら

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