【宇治市】展示は6月29日まで「未来へつなぐごみ減量アクション~ごみを減らす工夫とアイデア~」ぜひご覧ください!
現在、クリーンパーク折居内にある環境ふれあい広場展示コーナーで「未来へつなぐごみ減量アクション~ごみを減らす工夫とアイデア~」展が行われています。
2025年4月15日から始まった、この展示。すでにご覧になった方もいるかもしれませんが、大変興味深い内容でしたので、まだの方はぜひ足を運んでいただければと思います。
「なぜ、ごみを減らす必要があるんだろう」という、根本的な疑問への答えをまず知ることができます。
実は、城南衛生管理組合管内では、平成12年度の12.5万トンをピークにその後減り続けています。
ただ、「減っているからいいよね」という単純な話ではないそうです。分別回収を進めていること、大量生産大量消費という社会問題への向き合いなど、前向きな理由も考えられます。ただし、単純に人口が減少していることも理由の一つ。
ごみ処理施設は古くなれば修繕の必要があり、最終処分場(埋め立て地)の埋め立て可能期間は約10年ともいわれています。つまり、この期間を延ばすには、さらなるごみ減量が必要不可欠ということです。
ごみの減量には、Reuse(リユース)・Reduce(リデュース)・Recycle(リサイクル)など、さまざまな方法があります。
しかしそれだけではありません。今すぐできることとして「正しい分別」を改めて見直すことも、大変重要なのです。

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例えば、ペットボトルのリサイクル。正しい方法は以下の2点。
①ペットボトルのふたとラベルを外す(ふたとラベルはプラマーク分別へ)
②ペットボトルを洗う
リサイクル工場では、集められたペットボトルを手作業で分別されるそう。上記2点が守られていないペットボトルが混在しているだけで作業に不可がかかり、リサイクルをスムーズに進めることができません。
各家庭で、上記2点を徹底するだけでも、リサイクルの効率を上げることにつながり、結果的にごみ減量にもつながります。
また今回、リサイクル時に混在していた不適物も展示されていました。
「え、こんなものが?」というものから、「これはダメだったのね」というものまで、知ることができました。
ビンのリサイクルに出せるものは、食用や飲料品のビンだけです。化粧品や薬品のビンは対象外となること、ご存じでしたか?
そのほか、可燃ごみの正しい捨て方を教えてくれる展示も。わたしたちのひと手間ひと工夫で、まだまだごみを減らすことができるのです。
可燃ごみの中でもっとも多い割合である「生ごみ」は、使い切りや食べきりを意識することが大事です。
また、生ごみの水分をしっかり切るだけでも、10%のごみを減らすことにつながるとのこと。
ぜひみなさん、環境ふれあいひろば展示コーナーへ足を運んでみませんか? 目からうろこの「ごみ減量方法」を知ることができますよ。
未来へつなぐごみ減量アクション~ごみを減らす工夫とアイデア~
場所:クリーンパーク折居内 環境ふれあいひろば展示コーナー
会期:2025年6月29日(日)まで
時間:9時~17時
休日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
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