【宇治市】8月10日にリニューアルオープンした「パティスリーYuji」地元のお客様を大切にするオーナーパティシエ長谷川さんの想いとは

2023年8月10日、宇治橋通り商店街にある「パティスリーYuji」さんが、10周年を機にリニューアルオープンされました!

お店の周りにはベンチが並び、テイクアウトしたお菓子を食べることができます

オーナーパティシエの長谷川さんは、高校卒業後に京都北山のマールブランシュへお勤めになり、そこで運命的な出会いをされます。

それが、有名パティシエの山川さんです。ホテル日航大阪初代製菓シェフ、ホテルグランヴィア京都初代製菓調理長などを経験した後、マールブランシュ統括製造部長に就任された山川さん。その後独立し「京都 宇治 パティシエ山川」をオープンされる際に、長谷川さんにお声をかけられます。

師匠である山川さんの元で厳しい修行を積み、山川さんが引退(※)されるタイミングでお店を引き継がれることになった長谷川さん。それが、現在の「パティスリーYuji」なのです。

※山川さんは一度引退されるものの2017年に復活。現在は伊勢田で焼き菓子専門店「Patissier Yamakawa」を経営されています。

長谷川さん渾身のケーキが並ぶ美しいショーケース

偉大なる師匠の店を引き継ぐような形でお店を任されることになったとき、まだ29歳という若さだった長谷川さん。当初はお店の経営にも苦労したとおっしゃいます。

しかし、みずからの営業で有名百貨店に出店したり、お菓子教室を始めたり、さまざまなチャレンジをしながらお店を続けていかれます。

そんな中、転機となったのが、新型コロナウイルス感染症の流行でした。

焼菓子や贈答品もあります

リニューアル前にあったカフェスペースは閉鎖、お菓子教室なども中止になるなど大打撃をうけたそう。

それでも何とかお店を続けるために、状況をみながら百貨店の催事やオンラインショップでの販売に力を入れるなど、懸命にがんばってこられました。

焼菓子人気No.1の「抹茶と渋川栗のケーキ」

今では、高島屋や伊勢丹、大丸、阪神阪急百貨店など、ほとんどの有名百貨店に何らかの形で出店するほど人気となった「パティスリーYuji」さん。

テイクアウトで人気の「抹茶ソフトクリーム」と「抹茶ミルフィーユ」

百貨店を通して全国にも知られるようになりましたが、長谷川さん自身は、「このお店は、地元のお客様に愛されるお店でありたい」との願いを持たれています。そこで、10周年を迎えたのを機に、改めて地元のお客様に親しんでいただけるお店にしたいと、リニューアルを決意されました。

大きな作業テーブル。お菓子教室時には、このスペースを使用予定。

カフェスペースをなくした代わりに厨房を広げ、特注の大きな作業テーブルを設置。コロナ禍で中止していたお菓子教室も、ここで復活したいと考えていらっしゃいます。コロナ前は、長谷川さんが実演される様子を生徒さんが見るという形でしたが、このスペースを利用し、生徒さんと一緒になって作るスタイルでの教室を準備されているそうですよ!

これからの季節の人気商品、「城陽産イチジクのタルト」

リニューアルし、ますます地元での人気が高まりそうな「パティスリーYuji」さん。似顔絵ケーキを始めとした、大人気のオーダーケーキをはじめ、約20種類の生ケーキや焼きたてのお菓子を用意されています。ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

▼「パティスリーYuji」さんはこちら

さかみち

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