【宇治市】一期一藍さんの地球に優しい持続可能な循環を目指すクラウドファンディングスタート!ぜひ応援してください
江戸時代から伝わる「天然灰汁発酵建ての藍染を、宇治市で広めたい!」そんな想いで活動を始めたのが一期一藍さん。
幼少期は札幌にお住まいだった一期一藍さん。お母様が藍染をされていたことから、藍染自体は身近なものだったといいます。でも、その頃は特にやってみようという気持ちはなかったのだそう。
ご自身が藍染を始められたのは、結婚して宇治市に移り住み、お子さんが生まれてからでした。
藍染の魅力は、染め方によって様々な表情をみせる藍色ですが、それだけではありません。シミがついたりくすんだりした洋服も、藍染により見事に生まれ変わるのです。
これも、地球に優しい循環のひとつですが、一期一藍さんが目指すのはそれだけではないんです。
天然灰汁発酵建ての藍染の主な工程は、次の3つです。
①藍を乾燥し発酵させ「すくも」という染料をつくる
②「すくも」に木灰を溶いた「灰汁(あく)」を加え、さらに発酵させ染液をつくる
③染液に布をひたし乾かすという工程を繰り返す
3つといっても、すくも作りだけで3カ月程度かかるなど、大変な手間暇と労力がかかります。しかし、この天然灰汁発酵建ての藍染の染料は、すべて天然のものから作られているため、最後は堆肥として土に戻すこともできるのです。
そうした循環を促すには、「藍を育てる」土地も必要。今日本では耕作放棄地の課題があるといわれていますが、いずれ宇治市の休耕地を藍畑として復活させ、一緒に藍を育てる仲間も募りたいと考えていらっしゃいます。
この宇治で、壮大な夢を抱え、実現に向けて着実に歩みを進めていらっしゃる一期一藍さん。温和で優しい雰囲気からは想像もつかないような強い想いを感じました。
そんな彼女の夢を叶えるために始まったクラウドファンディング「江戸時代から伝わる天然の藍染で、地球に優しい持続可能な循環をつくりたい!」。
ぜひ、多くの方にご支援いただけるとうれしいです。この記事を全国の皆様に広めていただくことも、応援のひとつとなります。ぜひぜひ、みなさんのご協力をよろしくお願いいたします!
▼『一期一藍』さんの工房があるのは宇治市木幡です