【宇治市】地球に優しい藍染に魅せられた作家さんの想いを取材してきました

みなさんは、藍染をご存じですか?「日本の伝統的な技術」「藍色に染める染色技術」くらいの知識をお持ちの方は多いと思います。私もそうでした。でもそれだけではありません。藍染って地球に優しく、持続可能な社会につながるすごい技術だったのです!

藍染(一期一藍)

これを教えてくださったのは、Instagramで偶然知り会った「一期一藍(いちごいちあい)」さんです。江戸時代から伝わる伝統の藍染「天然灰汁発酵建て」は、天然の素材だけを使用した環境に優しい技術なのだそう。

藍の花

藍の花

藍は不溶性色素のため水に溶けにくく、他の染料植物のように、煮出しただけでは染めることができません。大変手間暇のかかる難しい技術が必要なため、今は「藍染」と呼ばれるすべての製品がこの技術を使っているわけではないそうです。

一期一藍さんも、薬品を使って簡単にできるインスタントのような藍染をしたこともあったのですが、実は使われる薬品は有害性が高いことを知ったのだとか。そこから勉強を始め、なんと藍染のさかんな徳島県藍住町の本藍染矢野工場まで足を運び、泊まり込みで天然灰汁発酵建てを学ばれたのです。

天然灰汁発酵建て(てんねんあくはっこうだて)

江戸時代から伝わる「天然灰汁発酵建て」勉強中の様子

自然の藍染めを学びたい…その一心だったそうですが、修行中はカルチャーショックの連続。想像以上に難しい技術であること、これを極め広めるには相当の覚悟が必要であることを痛感されたそうです。

本格的に「天然灰汁発酵建て」を行うには、スペースも必要だし費用もかかる。そこで一期一藍さんがまず取り掛かったのは、自宅の庭にDIYで藍染小屋を建てることでした!

一期一藍工房

まだ途中…ということですが、家族の協力のもと約4カ月ほどかけて、何とか藍染をスタートさせる場所は確保されました。

一期一藍工房

しかし、実際に藍染を始めるには、資金が足りません。そこで現在はクラウドファンディングを始めるために奮闘されています!

そんな一期一藍さんを、みなさんもぜひ応援してください!

クラウドファンディンがスタートしたら、また号外NETでもお知らせしますね。

▼『一期一藍』さんの工房があるのは宇治市木幡です

さかみち

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